プロ野球全体でホームランの数が減って来てます。 一体どんな理由で減っているのかを色々と調べて見ました。
ホームランが年々に減ってる原因は?
プロ野球全体の2010年のホームラン総数は「1605本」でした。 しかし、2011年は「939本」・2012年は「881本」でした。
2011年以降、プロ野球のホームラン数が激減しているのですが、その理由はいくつか挙げられています。
その中で、大きな要因とされているのは、2011年から始まった低反発のため打ったときに飛距離が出にくい統一球の導入です。
その統一球は、全12球団で使うよう義務づけられたのですが、ホームラン総数が激減した年と統一球の導入した年が同じであるため、それを要因のひとつとするのは間違いではないと思われます。
その他の理由として、セリーグとパリーグの審判員が統合され、ストライクゾーンが広がったためとする説です。それを指摘する選手やコーチは少なくないようです。
上記のような投手に有利な条件が揃ったことにより、ホームラン数が激減しただけでなく、2012年はノーヒットノーラン(無安打無得点)の試合が3度もありました。
1シーズンにノーヒットノーランの試合が3度もあったのは、1995年以来17年ぶりのことです。ただ、2011年は、大リーグに移籍したダルビッシュ有(レンジャーズ)・岩隈久志(マリナーズ)・和田毅(オリオールズ)がいたにも関わらず、ノーヒットノーランの試合が無かったため、2012年の3度のノーヒットノーラン試合は、たまたまだという意見もありますが…。
プロ野球・統一球問題とは?秘密裏に飛ぶボールにすり替えていた?
日本プロ野球の連続試合出場記録って誰が持っているの教えて欲しい?
【ノーヒットノーラン試合】
1995年 ● 西崎幸広投手(日本ハム) ● 佐藤義則投手(オリックス) ● テリー・ブロス(ヤクルト)
2012年 ● 前田健太投手(広島) ● 杉内俊哉投手(巨人) ● 西勇輝投手(オリックス) ちなみに、無失点勝利試合をみると、2010年は全体の約15%でしたが、2011年は約23%・2012年は約21%となっており、統一球が導入された
2011年以降は、投手に有利に働いたためか激増しています。